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母の日に

 2006年の母の日、5月14日のこと。
 前の日の土曜の夜は、夜中に何度も起きる息子を主人が担当してくれ、子供部屋で主人が娘と息子と寝てくれたので、私は久しぶりに、主寝室の大きなベット で、一人でゆっくり、眠らせてもらった。(でも、結局、朝方近くまで、一人でビデオを見てたので、睡眠不足は、解消されず<自爆)

 翌日、母の日、娘が私を起こしに来た。「お母さん、Your lunch is ready!(お昼ご飯、出来てるよ!)」と。
 娘は、私のために、ハムと調理済みベーコン(日本にも、ありますか? 焼いた状態で売っている、そのまま食べられるベーコン)、チーズ、そして、キュウ リのスライス(これは、私が作ってタッパに入れてある@冷蔵庫)を具に、マヨネーズを付けて、立派にサンドイッチを作ってくれていたのでした。

 「母の日には、お母さんに、ご飯を作ってあげたかったの! いつも、おいしいご飯を作ってくれるからね〜!」と、お父さんには、ちょっとだけ手を貸して もらった(高い場所の棚にある、お皿を取ってもらうとか・・・)だけで、本当に、自分でサンドイッチを作ったらしい。
 「ね、おいしかった?」と、何度も聞く娘に「ありがとうね、本当においしかった。いつ、そんなお料理が出来るようになったの? お母さん、びっくりし ちゃった」と言うと、「いつも、お母さんがおいしいサンドイッチを作ってくれるのを見て、覚えたんだよ。」と、得意げに、笑顔で答えていました。
 母の日ということで、現地の学校と、通っている日本語の補習校、両方から、母の日のプレゼントというものは、工作で作ってきてくれましたが、このサンド イッチは、学校でどうのこうのじゃない、娘の純真な、母の日のプレンゼント。いつの間にか、ちゃんと「食べられるもの」を作れるように、なってたん だ・・・と、ちょっと感動しました。
 そして、夕方、娘が私に「Jが大人になって、結婚して、子供、男の子か、女の子か、わからないけど、子供が出来たら、お母さんが教えてくれたみたいに、 子供にもお料理を教えたいんだ。Jも、お母さんみたいに、お料理が上手になるかなぁ。。。教えられるかなぁ。。。」と聞いてきたので、「大丈夫よ、お母さ んも、お母さんのお母さん、Jのお婆ちゃんがお料理が上手だったから、お料理上手になったの。絶対Jも、お料理が上手くなるよ」と言うと、「うん、J、自 分の子供に、お母さんみたいに、お料理を教えてあげるんだ〜」と、張り切っていました。

 日頃は、トムボーイで、女の子らしいコトが嫌いな、男勝りで、すごい食いしん坊のJ。
 自分が美味しいモノを食べたいという理由で、お料理は、たくさん覚えそうだなぁ〜なんて、思っています(^。^)
 来年の母の日は、どんなものを食べさせてくれるのでしょうね・・・。「食べられるモノ」であることを、願っています(笑)

PS:ちなみに、現地校で作った工作、「ママと私」は、私と娘が一緒にギョウザを作っている絵を、飾ったフレームに入れたモノでした。説明されなくちゃ、 「ギョウザを作っている絵」だとは、とてもわからないものでしたが(^^;)